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2018年10月3日水曜日

目次 『スピードでパワーファイターに勝つ』(長編 ボクシング小説)



スピードでパワーファイターに勝つ

 はじめから読む


 目次

第一章
このスパーリングは倒すか倒されるかの真剣勝負だ!(1)
このスパーリングは倒すか倒されるかの真剣勝負だ!(2)
このスパーリングは倒すか倒されるかの真剣勝負だ!(3)
このスパーは、おそらくアレだ(1)
このスパーは、おそらくアレだ(2)
このスパーは、おそらくアレだ(3)
サークリング・テクニックの利点(1)
サークリング・テクニックの利点(2)
サークリング・テクニックの利点(3)
ボディブローはリーチが活かせない(1)
ボディブローはリーチが活かせない(2)
サークリングが通用しない(1)
サークリングが通用しない(2)
オレのほうが速く移動しているはずなのに……(1)
オレのほうが速く移動しているはずなのに……(2)
実戦性の高いコンビネーション(1)
実戦性の高いコンビネーション(2)
実戦性の高いコンビネーション(3)
目は輝きをうしなっていない
逆転勝利のメソッド(1)
逆転勝利のメソッド(2)
このままだと逆転の見込みはない(1)
このままだと逆転の見込みはない(2)
逆転の可能性にかける(1)
逆転の可能性にかける(2)
逆転の可能性にかける(3)

第二章

第三章

第四章
カツオはいい先輩をもったな(1)
カツオはいい先輩をもったな(2)
カツオはいい先輩をもったな(3)
カツオはいい先輩をもったな(4)
模範となる映像を観る、という練習法(1)
模範となる映像を観る、という練習法(2)
跳び込んで距離を詰めるのは一種の賭けだ(1)
跳び込んで距離を詰めるのは一種の賭けだ(2)
跳び込んで距離を詰めるのは一種の賭けだ(3)
クロス・アームブロックの構え方、使い方(1)
クロス・アームブロックの構え方、使い方(2)
烈のステップワークの正体
サークリングを封じるステップワーク(1)
サークリングを封じるステップワーク(2)
格闘技の現実
なぜ顎にパンチをいれると効くのか?
クロス・アームブロックのデメリット(1)
クロス・アームブロックのデメリット(2)
無敗の男の真実
自分よりも強い相手に勝つためには(1)
自分よりも強い相手に勝つためには(2)

第五章

第六章
白熱の予感(1)
白熱の予感(2)
白熱の予感(3)
開始から1分以内が勝負だ!
いや、これでいいんだ
異なるスピードの概念(1)
異なるスピードの概念(2)
異なるスピードの概念(3)
勝機はまだつづいている
アグレッシブな防御(1)
アグレッシブな防御(2)
アグレッシブな防御(3)
密着しているときは下にはいり込むほうが有利(1)
密着しているときは下にはいり込むほうが有利(2)
作戦ミスなんて結果論だ
また決まるかどうか(1)
また決まるかどうか(2)
心は燃えていても……(1)
心は燃えていても……(2)
力の解放(1)
力の解放(2)
力の解放(3)
カツオの直感(1)
カツオの直感(2)
勝負強さ(1)
勝負強さ(2)
勝負強さ(3)
勝つとは(1)
勝つとは(2)
カツオに伝えたかったんだ(1)
カツオに伝えたかったんだ(2)
いつの日か、プロのリングで

参考資料

*****

登場人物

カツオ
 プロ志望の練習生。スピードを信条としたアウトボクサー。
 子供のころから体が小さくて臆病な性格だったが、ボクシング愛では誰にもまけない。
 フルネームは、田中 勝男(たなか かつお)。
 身長 160センチ。ミニマム級。
「圧倒的なパワーをもつあの相手にどうすれば勝てるのか? ――その方法を、かならず見つけるぞ!」


大賀 烈(おおが れつ)
 エムビージム所属のプロボクサー。
 体は小柄だがフィジカルが強靱(きょうじん)で、性格は攻撃的。接近戦での打ち合いを得意とするファイター・タイプで、カツオの最大のライバル。
 身長 156センチ。ミニマム級。
「ボクシングは闘いだ、馴れ合いじゃねぇ」


俊矢
 プロ志望の練習生。カツオとは同期なのだが、カツオのことを先輩としてうやまっている。
 真面目(まじめ)で謙虚な好青年だが、ひとたびリングにあがると野獣のように荒々しいファイトをする。
 フルネームは、山木 俊矢(やまき としや)。
 身長 169センチ。フェザー級。
「さすがです! なんて言うか、『やっぱりカツオさんだ』って感じですね!」


星乃塚 秀輝(ほしのづか ひでき)
 月尾ジムの筆頭プロボクサー。面倒見のいい性格でアニキ肌。
 タクティシャン(策士)の異名をもち、頭脳的な闘い方をする。
 身長 173センチ。ライト級。
「カツオの場合はなんて言うか、つい教えてやりたくなるんだよな。ボクシングに対する肯定感が半端(はんぱ)じゃねぇからな、あいつ」


霧山 一拳(きりやま いっけん)
 月尾ジム所属のプロボクサー。実家は空手の道場。
 容姿も性格もサムライ然としており、寡黙(かもく)で生真面目(きまじめ)な性格。当たれば一撃で倒せる右ストレートをもっている。
 身長 170センチ。フェザー級。
「カツオは、いい友だちに恵まれたな」



誠一
 カツオの幼なじみであり親友。カツオにとってやさしい兄のような存在。
 フルネームは、中沢 誠一(なかざわ せいいち)。
「何があったのか知らないけど、カツオが落ち込んでいる姿を見ると俺たちまでへこんじまう。だから――」


賢策
 カツオの親友。アイドル系のイケメンで頭脳明晰。誠一とともにカツオを精神面でサポートしている。
 フルネームは、須藤 賢策(すどう けんさく)。
「ひとりで悩んだりするなんて水くさいよね」



滝本 陽介(たきもと ようすけ)
 月尾ジムのトレーナー。いつも大きな声をはりあげている。
 見た目は強面(こわもて)だがボクシングの指導は理論的。
 カツオと霧山一拳の指導を担当。


月尾 敬太郎(つきお けいたろう)
 月尾ジムの会長。昔かたぎの人情味あふれる人物。
 俊矢の指導を担当。


神保 義則(じんぼ よしのり)
 月尾ジムのマネージャー。ジムの経営を担当している。
 頭脳明晰だが食えない人物でもある。
 星乃塚秀輝の指導を担当。


片倉 衛二(かたくら えいじ)
 エムビージムの会長。顔も体つきもいかついが性格は温厚。
 ファイター・タイプの選手を育てる第一人者。
 大賀烈を指導している。


 プロ候補生のカツオとスパーリングをするために、ひとりの若者が月尾ボクシングジムにやってきた。
 大賀烈――すでにプロのリングで2勝しているプロボクサーで、年齢はカツオとおなじ18歳。
 烈は、規格外のフィジカルをほこるファイター・タイプの選手だった。
 圧倒的なパワーをもつ相手と対戦し、カツオは……
*****

本作『スピードでパワーファイターに勝つ』における著作の権利は本条克明に帰属しています。
©Katsuaki Honjo 2018-2019


更新
2018年10月8日 画像をひとつ変更。誤植を一ヶ所訂正。
2018年10月10日 「このページは作成中の目次ページです」の記述を削除。
2018年12月1日 画像をひとつ変更。

2018年6月13日水曜日

目次 『「構え」とはなんだ?』(短編 ボクシング小説)


「構え」とはなんだ?
 (かまえとはなんだ?)

 はじめから読む

 目次

〈巻末付録〉 ボクシングの構え方

*****

登場人物

カツオ
 プロ志望の練習生。スピードを信条としたアウトボクサー。
 子供のころから体が小さくて臆病な性格だったが、ボクシング愛では誰にもまけない。
 フルネームは、田中 勝男(たなか かつお)。
 身長 160センチ。ミニマム級。
「今度の試合、がんばってください! オレ、応援に行きます!」


霧山 一拳(きりやま いっけん)
 月尾ジム所属のプロボクサー。実家は空手の道場。
 容姿も性格もサムライ然としており、寡黙(かもく)で生真面目(きまじめ)な性格。当たれば一撃で倒せる右ストレートをもっている。
 だが、六回戦にあがってからは勝つことができず、スランプにおちいっている。
 身長 170センチ。フェザー級。
「おかげで、目が覚めたよ」


俊矢
 プロ志望の練習生。カツオとは同期なのだが、カツオのことを先輩としてうやまっている。
 真面目(まじめ)で謙虚な好青年だが、ひとたびリングにあがると野獣のように荒々しいファイトをする。
 フルネームは、山木 俊矢(やまき としや)。
 身長 169センチ。フェザー級。
「『おれも早くあのリングに立ちたい』って、そう思いました」


滝本 陽介(たきもと ようすけ)
 月尾ジムのトレーナー。いつも大きな声をはりあげている。
 見た目は強面(こわもて)だがボクシングの指導は理論的。
 カツオと霧山一拳の指導を担当。


月尾 敬太郎(つきお けいたろう)
 月尾ジムの会長。昔かたぎの人情味あふれる人物。
 俊矢の指導を担当。


 六回戦ボクサーの霧山一拳は、試合に連敗し、スランプにおちいっていた。
 カツオは霧山の弟弟子(おとうとでし)として、なんとか力になれないものかと思い悩んでいた。

 そんな状況のなか、否定の連鎖から抜けだせずに苦しむ霧山に、トレーナーの滝本は厳しい態度で指摘する。
「いまのおまえには『構え』がないんだ」

 滝本、霧山、カツオの3人は「構えの意味」について語り合い、それぞれの主張をぶつけ合うのだった。
*****

本作『「構え」とはなんだ?』における著作の権利は本条克明に帰属しています。
©Katsuaki Honjo 2018

2018年4月27日金曜日

目次 『罪や過ちは消せないのか?』(短編 青春小説)


 罪や過ちは消せないのか?
 (つみやあやまちはけせないのか?)

 はじめから読む

 目次


*****

登場人物

カツオ
 プロ志望の練習生。スピードを信条としたアウトボクサー。
 子供のころから体が小さくて臆病な性格だったが、ボクシング愛では誰にもまけない。
 フルネームは、田中 勝男(たなか かつお)。
 身長 160センチ。ミニマム級。
「高潔(こうけつ)で、誇り高くて、勇敢で、人にやさしい――そんな『現代の戦士』がボクサーなんだ」


俊矢
 プロ志望の練習生。カツオとは同期なのだが、カツオのことを先輩としてうやまっている。
 真面目(まじめ)で謙虚な好青年だが、ひとたびリングにあがると野獣のように荒々しいファイトをする。
 フルネームは、山木 俊矢(やまき としや)。
 身長 169センチ。フェザー級。
「カツオさんと階級がちがって良かったです。おれみたいな泥臭(どろくさ)いボクシングじゃ、カツオさんの速いフットワークについていける自信なんてありませんから」


誠一
 カツオの幼なじみであり親友。カツオにとってやさしい兄のような存在。
 フルネームは、中沢 誠一(なかざわ せいいち)。
「カツオ、なんだか元気ないな。だいじょうぶか?」


賢策
 カツオの親友。アイドル系のイケメンで頭脳明晰。誠一とともにカツオを精神面でサポートしている。
 フルネームは、須藤 賢策(すどう けんさく)。
「カツオ、今日はジムに行くまで時間があるんだよね? だったら少し話さないか?」


月尾 敬太郎(つきお けいたろう)
 月尾ジムの会長。昔かたぎの人情味あふれる人物。
 俊矢の指導を担当。


滝本 陽介(たきもと ようすけ)
 月尾ジムのトレーナー。いつも大きな声をはりあげている。
 見た目は強面(こわもて)だがボクシングの指導は理論的。
 カツオの指導を担当。


 人はいちど過ちを犯してしまったら、一生その罪を背負わなければならないのか?
 いったい『罪』ってなんだ?

 プロボクサー志望で入門した山木俊矢は、真面目(まじめ)で練習熱心。カツオにとって最良のジムメイトだった。
 だが、俊矢はカツオに告白する。
「おれは犯罪歴のある邪悪な人間です」
「おれは許されざる人間です。不幸であるべき人間です。これ以上、神聖なリングをけがしたくありません」
 俊矢はジムをやめ、カツオの前から姿を消した。

 カツオはジムメイトを苦悩から救いだすため、『罪』や『罪悪感』という難題に挑む。
*****

本作『罪や過ちは消せないのか?』における著作の権利は本条克明に帰属しています。
©Katsuaki Honjo 2018